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【 Kid Sister / Ultraviolet (2009) 】
 
"Pro Nails"の初出はKanye Westが3rd作リリースの前哨戦としてWEB上で発表したミックステープCan't Tell Me Nothing (88-Keys の"Stay Up"やCRSの“Us Placers"と共録)なので、このデビュー作まで2年半かかったことになる。カニエと同郷シカゴ発のじゃじゃ馬ヒップスターの出現に当時のHip Hopサイト界隈は沸いたが、あれでもアンダーグラウンドな人気にすぎなかったのか、このリリース前までに、MySpaceなどを通じて新曲やデビュー作の情報をこつこつと発表し続け、さらに来日までも果たした。満を持してのCDデビューなわけだが、果たしてその内容は如何に。
まあ、この才能を埋もらすことなく出すなら今だろう。BEPの新作やDrakeが売れ、Kid CudiやWaleなどの流れに乗った文系Hip Hopがもてはやされる時代。そういった連中の延長線上(女版)ととることもできるが、なかなかラップアルバムの文脈で語りにくい作品だ。何せ、後ろ盾となったのが彼女の公私にわたるパートナーでありカニエ付DJのA-Trakで、Brian KennedyやSpankRockのXxxchangeなどオルタナティヴ・アーバンな人脈はまだしも、YuksekやDJ Gant-Man、Sindenらは”あちら側”の人たちである。Tangerine DreamやProject Patを使った音の再構築は興味深いし、特に最近はこういう音(Yuksek+Kid Cudiとか)に慣れてきたのもあり、聴き通せてしまうから問題ないけど。"Let Me Bang"とかストレートにキタし。

クセの強い彼女のフロウについては人によって好き嫌いありそうだが、個人的にはかなり好きな部類。これだけ派手に作ったダンスアルバムなんだから演者の方も徹底的に盛り上げるのが正解だと思うし、実際ハマッている。Da BratとかMonie Love系のラップだから、ビッチ系よりも親しみやすく、さらに歌も結構イケるというのも評価できる。全編歌いきった"You Ain't Really Down"なんて、サウンドはモロにフリースタイルだし、言うことなしだ。

難点は、やはり冒頭に戻ってしまうが、2年半も待たせて12曲40分、そのうち"Pro Nails"、"Switch Board"、"Control"、"Get Fresh"などは既出であり、ここまでの内容にも関わらず多少の物足りなさが残ることかな。これ以上、曲数加えても普通のリスナーにはしつこいだけだろうし、まとまりも無くなりそうだが、これだけ延期に延期を重ねたうえに、この新曲数では、彼女の活動を地道に追ってきたファンにはちょっとな。別に大きな問題ではないが。



話変わりまして。

劇団ひとりは我々の希望である。彼の心意気、KARAに対する気持ちには感動した。Unconditional Loveとでもいいますか。でも、もし日本上陸したら、その時点で私は興味を失うと思う。どうせ日本語で歌うことになるんだろうし。そんなこと望んでない。私はKARAに日本デビューしてほしいのではなく、ああいうアイドルの存在と業界のシステムが日本にも欲しいのだ。とにかく、KARAが民放に初登場する12/7放送の「嵐の宿題くん」は必見。

ところで、先日MAMAという韓国のグラミー的な音楽祭が開催され、そこに何故かAKBが日本代表で出ていた(中継)のだが、韓国の会場からそのパフォーマンス映像を見ていた現地の女子アイドルグループ(KARAや4Minute)の興味ナシっぷりが凄まじく、いたたまれない気分になった。

本当に48人いるのか数えてる人(2PMのテギョン)がいるのがウケるw

向こうとこっちのポップスは違うし、AKBとか今の日本アイドルには、彼女らの良さがあると思うけども、代表としてああいう場に出すのは時期尚早か選抜ミスだったのでは(結果論)。今の韓国歌謡界がアイドルだらけなので、日本からもアイドルをということで呼ばれたのだろうが。Perfumeとかが出たらどうなってたんだろうか。少なくとも、もう少しパフォに集中してくれたんではないかなあ。マジ興味ある。Perfumeとかもうちょっと世界狙ってけよ、と思うんだけど。誰かJ-POPでアジアの奴らギャフンと言わせてやってよ。
| Today's Disc (Hip Hop) | comments(2) | posted by tippee |
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comment
これはまあ自分のところでもいずれ取り上げるつもりでいますが、僕は”あちら側”の人々を当たり前のように起用して作られたラップアルバムが米国産っていうところに一番意味を感じてますよ。最近改めて「Family Reunion」を聴いてるとああいうオーソドックスなヒップホップももっと聴いてみたかったっつーのは凄いあるんですけど、まあそれは贅沢な悩みです。

ただ”あちら側”の人たちにももっとArmand Van HeldenとかDJ Mehdiとかもっと”ヒップホップ分かる人”はいるので、ラップアルバムとしての体裁を考えたらYuksekやSteve Angeloよりはその方が良かったのかなとは思いますが。しかし「Pro Nails」って『Graduation』の頃には既に世に出てたトラックだったのか。
| skg | 2009/11/27 3:26 AM |
☆skgさん

ラップアルバムってか、これは完全なるダンスアルバムですよね。USでも遅かれ早かれこういう作品は出されたんでしょうが、都会はともかく地方部の支持が得られるかが見もの。

"Family Reunion"ってオーソドックスですかね?言われてみればオーソドックスかな。私はああいうカンジの曲もっと欲しかったんですけど、結果オーライですね。作ってる奴らに関してはあんまよく知らないけど、好みの出来でした。
| tippee | 2009/11/28 12:32 AM |




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